研修で習ったけれども、覚えられない

研修で習ったけれども、覚えられない

Last Updated on

コールセンターに従事するには研修と大量のマニュアルを覚えなければなりませんよね。

研修で習ったけれども覚えられなくて困ったことありませんでしたか?

お問合せに応えなきゃと焦ってしまいますよね。

その悩みすごく理解できます。けど良い手法がありますよ(^_-)-☆

「おススメの手法
1.問合せの多いものだけ覚える
  パレートの法則ってご存じですか?別名「28の法則」と呼ばれています。
  多くの物事が重要度2割が全体の8割を占めるという法則です。
  意外と問合せもこの法則に当てはまることが多いのですよ(^_-)-☆
  まず問合せの多い2割を覚えてしまいましょう。
2.応酬話法で切り抜ける
  理解できない内容も「大変恐縮ですが~お客様が仰っているのま〇〇というこ
  とですよね?」と聞いてしまう。
  私の所属しているシステムメーカーであれば「どの画面でどの操作をするとど
  うなるか?」を聞いてしまう。
  人間疑問形で返すと割と怒りを買わずにすみます(^_-)-☆
  試してみてください!
3.担当者不在で切りぬける
  担当者不在のため、折り返しお電話をさせて頂きますと回答してしまう。
  人間は先手をうたれると脳の準備ができずに慌てます。
  主導権を握るためにも折り返しとして、準備をした上で電話をかけましょう!

即答率を計測することでカスタマーサポートの知識習得度がわかる

Last Updated on

こんにちは(^_-)-☆管理人です。

今回は即答率についてお話したいと思います。

当センターではコンタクトセンターのKPIとして即答率をカウントしています。

即答率とは受信した電話の中で回答できた率を計上したものです(^_-)-☆

当社はシステムのパッケージメーカーであるため、即座に回答ができる=製品知識、IT知識があると判断しています。

これはコールセンターシステムにて問合せの履歴を入力する運用としており、1回の電話で回答したものを「即答」というフラグにするようにしています。

このフラグを付けていくと、メンバーごとにどのような知識が不足しているか如実に計測ができるのですよ(^_-)-☆

この数値を教育・研修に活かしていく形をとっています。

コンタクトセンターでは即応率の計上がよくなされていますが、即答率の考えも盛り込んでいくと、教育や業務効率化に役立てることができますよ(^^)/


コンタクトセンターの予算策定

Last Updated on

コンタクトセンターの予算にはどのような項目があるのか洗い出しをしましょう。

 

■ コンタクトセンターの運営予算


コンタクトセンターの運営予算には固定費と変動費があります。

①変動費
顧客のコンタクトセンターに対する需要により変動する費用

例:人件費 電話代 システムのライセンス費など

参考:コンタクトセンターは運営予算の6~8割を占めるのが人件費です。

②固定費
需要や活動により変化しない費用

例:家賃 情報通信システムの償却費など

 

■ 年間予算の策定


コンタクトセンターでは、業種により繁忙期と通常期があり、業務量に基づいて変動費と固定費を計算することで、年間予算が策定できます。

 

■ センターの実績が財務に与える影響


コンタクトセンターはまだまだコスト部門とみなす経営者が多いです。
同時に顧客満足度の向上・品質の向上も求められます。

これらの要素を数値化しパフォーマンスの向上とコストの削減を可視化できる指標を用意しておくとよいでしょう。

☆ コスト削減数値化事例
  私は以下の手法で数値化をしました。

① 業務日報を付ける
タスクを分類化しメンバーにタスクごとの1日の業務時間を記録させた。

② 教育プランの構築

③ 製品改善のための提言数をカウント

④ 業務効率化のための改善提案数をカウント

②~④に加えてシステム投資の内容と日報上の数値を対比させ、改善
時間を数値化しコスト削減を数値化した。

☆ 顧客満足度数値化事例
   私はNPSという指標を使って顧客の当社への支持率を数値化致しました。
NPSの解説は以下をご参照ください。


コンタクトセンターの中期計画の立て方

Last Updated on

中期計画の策定
コンタクトセンターの計画を立てる工程は戦略を具体的に落とし込むプロセスです。
■ 目標の設定
中期計画を策定するにはまず目標を設定します。
  この目標は売上やコストだけでなくさまざまな要素を盛り込みます。

  この要素を洗い出すのに役立つのがバランス・スコアカードです。

 

■ バランススコアカード
バランス・スコアカードとは「財務」「顧客」「業務プロセス」「学習と成
長」の4つの視点からコンタクトセンターの目標を導き、その達成プロセスを
整理するものです。
この4つの視点を可視化することで財務だけに捉われずに、適切な目標設定が
可能となります。

  
  この4つの視点の中からさらに数値化できる要素を洗い出しましょう。
  例:顧客満足度=NPS(NPSの解説はこちら)
    継続改善のプロセス=タスクごとの時間削減の可視化

コンタクトセンター戦略の構築

Last Updated on

クライアントの戦略に基づき、コンタクトセンターの戦略を構築します。コンタクトセンターの戦略は具体的な運営方針から中長期計画・予算の策定まで落としていきます。

戦略の重要な要素

① 顧客をどのように扱うか

② コンタクトセンターで扱うチャネル

③ 営業時間

④ 業務フローの構築

⑤ パフォーマンス指標(何を以て良い状態とするのか)

⑥ 人材(スキル設定、採用と教育、検証)

⑦ ナレッジデータベースの提供

⑧ コールログの計測

⑨ 顧客満足度の測定

⑩ 必要な投資額の計算

これらの要素を踏まえて中長期計画を策定していきましょう。


コンタクトセンターの戦略理解

Last Updated on

コンタクトセンターの活動は、クライアント組織の顧客対応を行います。

さまざまなコンタクトセンターを委託されて運営を担う場合にはクライアント組織の経営戦略を理解するところから始めましょう。

どのような企業・組織にも価値観や・ビジョンが存在します。クライアント組織の経営理念・行動基準・ビジョン・活動目的を充分に把握するところから始めましょう。

本記事を読んでいる方がオペレーターの方であれば所属する会社組織の理念・ビジョンを再度理解してみましょう。

その上で、現在行っているオペレーション業務が会社理念・ビジョンに即しているかを考えるだけでも、行動・思考が大きく変わると思います(^^♪

上記を把握したら、以下の事項を策定してみましょう。

  • 顧客の明確化(顧客は誰なのか)
  • 優良顧客の定義と抜粋
  • 顧客対応理念の策定
  • 顧客に何を提供するか
  • 顧客の要望や声をどのように把握し、戦略に反映させるか

サンクスカードの効果

家族や同僚、部下、上司に感謝の言葉を伝えてますか?

仲が良くなるほど感謝って伝えること少なくなりませんか。私もそうでした。特に家族に対しては”(-“”-)”

私たちはお客様にはすごく丁寧に接するのに、同じように近い人には接していないのではないでしょうか。

私もきちんと感謝を伝えられずに一時期同僚との関係が険悪になりました。

それを救ってくれたのがサンクスカードです(^^♪

これはどんなことでも良いのですが、感謝の言葉をカードに書いて、相手に渡すだけ。ただそれだけの取り組みです。

これをもらうと意外とうれしいんですよ。

私、この制度を知って会社に広め、自らが最も書きました( `ー´)

結果、部署の雰囲気が劇的に良くなりました。

こちらのOKWAVEという会社では無料でサンクスカードの仕組みをWEB化したシステムを提供されています(^^♪

いろんなテンプレートを用意していて、送った人、送られた人で集計まで取れる優れものです!

よかったら試してみてください(^_-)-☆